段階2.へ移行するには、「本当の情熱」である、「3つの内面の声」を聴くことが鍵となります。
「3つの内面の声」とは
1つ目が、‘本当の自分の声’
2つ目が、‘感情の声’
3つ目が、‘5感の声’
です。
構造としては、
‘本当の自分の声’が中心にあり、’感情の声”5感の声’を認識していきます。
‘本当の自分’と一緒にいるときは、絶対的に安心です。
全てを肯定してくれます。
この声に戻りながら、’感情の声’’5感の声’を聴いていきます。
’感情の声’の聴き方
この世界では。いいことも、良くないことも起こります。
そこで、様々な体験をしながら、’感情の声’を聴き、この世界での体験を楽しんでいるのが私たちです。
喜んだり、驚いたり、叫んだり、泣いたり。
さながら、映画を見るように。コメディ映画、ホラー映画、正義の戦いの映画、ヒューマンドラマ。
など、様々なものを楽しむのと同様です。
そして、’感情の声’の聴き方は、シンプルです。
いい気分になるとき、そっちの方向に行けばいい。
嫌な気分になるとき、そっちの方向に行かなければいい。
です。
いい気分になるとき、’本当の自分’も喜んでいます。
嫌な気分になるとき、’本当の自分’は、「これは、○○だから起こっているんだよ。」と、教えてくれます。
その意味がわかると、嫌な気分は無くなります。「そういうことか!!?」とわかると進む方向がわかります。
例えば。
例:ビジネスシーン
大事な顧客への仕事のプレゼンで大失敗をして、取引が危うくなってしまったとします。
「なんてこった。まずい、上司になんて言おう。」「どうやってリカバリーしようか?」など慌てはじめます。
なんでうまく行かなかったんだ!!という自分への怒り。
上司になんて報告しようかという不安。
などの感情がやってきます。
そうした時に、’本当の自分’に、こうしたことが起こった理由を聴きます。
すると
・「準備不足であることを学び、次回以降は、もっと自分に休息の時間を与えるよう」
・「この顧客に労力を割き続けるよりも、他の顧客との取引を開始する時期である」
などなど。
どちらの方向に行けばいいのか?を教えてくれます。
納得のいく方向性がわかる、嫌な感情もおさまります。
この’感情の声’の聴き方が使いこなせると、とても楽になります。
また、この感情の声が聴けると、ライフワークを見つけることも容易になります。
‘5感の声’の聴き方
‘5感の声’も’感情の声’と同様です。そして、さらにシンプルです。
5感が喜ぶことをすれば、OKです。
自分が好きで、美味しいものを食べ。
好きな音楽を聴き。
好きな肌触りのものに触れ。
綺麗なものを見る。
好きな香りを嗅ぐ。
そして、嫌なものを極力避けるということです。
毎瞬毎瞬、心地よいものの方にいくということです。
そうすると、エネルギーが上がり、パフォーマンスも上がります。
自分の自由な時間から実践することがポイントです。
他の人に影響を及ぼしていくのは難度が高いので、はじめはやめた方がいいです。
自分だけでできる、些細なことからはじめるのをお勧めします。
続く
↓
3.3つの内面の声1つ目〜「本当の自分」の声を聴く〜
4.3つの内面の声2つ目〜感情の声を聴く〜
5.3つの内面の声の3つ目〜5感の声を聴く〜