【自己との対話】内なる声を聴く方法

【自己との対話】内なる自分の声を聴く1章・2章

私たちの、苦しみの原因は、
この小さな身体を自分だと思うところからはじまっています。

本当の意味で、自己を愛することで、
「今ここ」の力が戻ってきます。

内面の声をそのまま記載致します。
偉そうですいません(笑)

ピン!ときた方は、順番に
何度も読まれることをお勧め致します。

文章の旋律・行間・順番、全てに意味があり、
読むことで「目覚め」ていくことを意図して、
書かれております。

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第1章 自己愛

最も大切なことは、自分を愛すること。
そのことが真実であることに、間違いはない。

自分を愛することの大切さは強調しても、しすぎることはない。

ただし、この時の自己の認識が誤ってなされてしまうことがある。

この時の自己とは、本当の自分すなわち、真我のことである。

真我とは、何だろうか?真我は、五感で捉えることはできない。
しかし、そこにあるもの。そこにあるすべて。

全てのものに宿るという言い方をすると伝わるだろうか。

そこにある、唯一確かなもの。それを愛することを「自己愛」という。

五感で捉えられないものをどうやって捉えるというのだろうか。

私たちには、心がある。

目を閉じ、五感を閉じたとしても、そこに広がる空間のようなものがある。
それは広大で、無限の広がりがあるだろう。

それが、真我だ。意識とも呼ぶ。この空間には、あらゆるものを配置することができる。

スクリーンのように、イメージしたもの。感情、思考。などなど。

この広大な空間を愛するのだ。それを「自己愛」と呼ぶ。

この空間は、愛すれば愛するほど、いろいろなものをくれる。

何でも手に入れることが可能だ。

まずこの空間を認識し、自由に物事を配置することを覚えると良い。

そして、愛すること、感謝をすることを通じて、
自由にこの空間の力を使うことができるようになってくる。

自分を、自己を愛することの価値は、はかりしれない。

これが、あなたが全てであるということ。

あなたは、自己という広大な空間に様々なものを配置して、楽しんでいる。

目を開けて、街に出ればたくさんの人、建物、道路、あらゆるものが目に飛び込んでくる。
あなたは、これらのものを配置している。

日常の生活の中では、あらゆる人やモノと関わりが生じる。

もし、自分を肉体に閉じ込められた個であると認識するのであれば、我々は弱く脆い。
それ故、苦が生じる。

常に欠け、欠乏した感覚を覚えずにはいられない。

何者かを手にいれ、何者かにならなければならないと考える。
そして、多くの人やモノ、自分を失うことを避けることができない。

将来の不安、失うことの不安、衰えることの不安から逃れることができなくなる。

その認識は、苦しみを生む。

周囲との比較が生じ、優越しなければならないと考える。

あるいは、劣るものとして引きこもる。

真の交流をするということが、できなくなってしまう。

「自己愛」とは、本当の自分である、
この広大な空間を愛することに他ならない。

第2章 変容

しかしながら、多くの場合、私たちは自分自身のことをこの限られた空間の体だと考えている。
そして、この小さな自分に拘る。

この小さな自分の評判や、身の回りにあるものや。目の前の人が同じ意見を持った仲間なのかどうか?
小さな自分の欲望を満たすことに一生懸命になる。

全ては、与えられているというのにも関わらず、小さな自分を守ろうとする。
何とも愚かなことだ。決して、守りきることなどできやしないのに。

その認識であるならば、時は残酷にも、老と病と死を約束していることになる。
時は残酷なものにならざるを得ない。

それらの自分を守る必要など、実は全くないのだ。
すでに完全に私たちは、完全に守られ安全なのだから。

また、小さな自分という認識でいることの方が危険であるにも関わらずそこに留まろうとする。

それは、自分が体だという認識でいる方が自分を守れて安全な気がしているからだ。
しかし、それは本当に全く逆なのだ。

広大な空間の認識とともにある方が、安全なのだ。なぜならば、それは脅かされることがないからだ。
この広大な空間の中には、時間もある。なぜならば、それを想像することができるからだ。

歴史や、過去に起こったことを私たちが知ることができるのはこのためだ。この認識ができるからだ。

そして、この広大な空間は繋がっている。それ故、私たちは本来、1つなのだ。

こういった話をすると、まるでこの体が大切ではない。
あるいは、周囲の人の体を大切にしなくなってしまうという風に言う人がいるかもしれない。
しかしそれは、全く逆なのだ。限られた自己でいるから攻撃するのだ。

もし、あなたがこの広大な空間なのだとしたら、
周囲の人を攻撃しようだなどと思うだろうか?そんな愚かなことは、思いつきもしないだろう。
なぜなら、’全てが自分’なのだから。殺人などは、全く馬鹿げた行為に他ならない。
周囲の人を大切に、思いやること以外、想像することさえできないだろう。

この認識に至ることの価値ははかりしれない。

この認識に至るまでにいくつかの段階がある。

① まずは、この概念を理解すること。もしかしたら、そうなのかもしれないと言う思いを持つこと
② この広大な空間を体験すること
③ 体としての自分を楽しみながら、
日々の中で、その体験に戻る練習をすること
④ 周囲の人を、自分なのだと認識し、愛し大切にすること
⑤ 広大な空間の体験を広げていくこと
*この段階については、後日記載する

変容の機会は、そこかしこに転がっている。
まずは、自分が体だと思っていることの苦しみが耐えきれなくなることが一つの機会だ。

その苦しみの瞬間あらゆるところに、
助けの手は差し伸べられており、変容の機会にすることができる。

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